EY-Office ブログ

自作アプリTodoAndNoteアプリをGoogleDriveベースに移行しました(2)

自作アプリTodoAndNoteアプリをGoogleDriveベースに移行しました の続きです。

Node.js用ライブラリーが大きい問題の解決

AWS Lambdaで使う Node.js用ライブラリー が大きすぎて Lambdaのインラインコード編集が表示されなってしまった件ですが、
Lambdaには AWS Lambda Layers という機能があり Layer を作り、そこに Google APIのNode.js用ライブラリーを置き、それをLambda(関数)から参照することが出来ます。

Layer を使う事でLambda(関数)からNode.js用ライブラリーを切り離せ、インラインコード編集が利用出来るようになりました。

また、Layerは複数のLambda(関数)から参照出来るので処理の共通化にも役立ちそうです。

ファイル一覧取得の時間短縮

最初のバージョンでは処理をシンプルにするためにファイル一覧取得にAPIを6回も呼んでいたのでいました、当然遅いです。
そこで、処理を見直しAPI呼出を3回に出来ました、時間を計測してないので正確なところは判りませんが早くなった気がします。

Google Drive API のファイル一覧取得APIの検索条件の指定は、SQLのWhere句のように複雑な条件式が書けます。今回このことに気が付き複数のフォルダーのファイル一覧が1回のAPI呼出で出来るようになりました。

しかし、まだ遅いです。さらなる改善には情報のキャッシングを考えないといけないようです・・・・

GitHub に公開しました

GitHubにGoogle Drive対応のTodoAndNote を公開しました、興味ある方はご覧下さい。

このアプリを使いたい方は少ないかもしれませんが、良いサンプルコードが少ない Google Drive iOS API のサンプルコードとしては使えるのではないかと思います。

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