EY-Office ブログ

古い Ruby on Rails サービスのメンテナンス

Ruby on Railsもバージョン1.0がリリースされてから既に13年経ちました、EY-Officeもバージョン1.26から Ruby on Rails を使い始め 10年以上経ちます。

Ruby on Rails

Ruby on Railsもこの10数年でバージョン 2, 3, 4, 5 と進歩し続け、現時点ではバージョン 5.2 です。Ruby on Rails は過去との互換性より、良くなるなら喜んで互換性を捨てようという文化を持って進化し続けてきました。だからこそ10数年経っても世界中で使われています。ただし古いバージョンはサポートされなくなります。

そのためバージョンアップ出来てないRuby on Rails製サービスも存在すると思います。
バージョンアップしない理由としては:

  • サービスに多少不満はあるが何とか運用できている
  • 社内で使われるサービスなので、悪意あるユーザーによる脆弱性を突いた攻撃は考えなくてよい
  • テストコードが不十分でバージョンアップ後の動作が保証されない
  • サービス内で使っているライブラリーが新しいRailsに対応してない
  • バージョンアップの予算が取れない

など技術的やリソース的な理由があるかと思います。

最初に書きましたように EY-Officeでは バージョン1.26以降の大部分のバージョンの Ruby on Rails を経験し、バージョンアップを行ったり、バージョンアップせずにメンテナンスしたりしています。
以前 いつまでもメンテナンス出来るシステムを作るには に書いたようにメンテナンス不全に至っていたサービスをメンテナンス可能にしてからメンテナンスして来ました。 もちろんAWS等のクラウドサービスを使い長年サービスを運用しています。

もし、バージョンアップ出来てないRuby on Rails製サービスをお持ちの方は、EY-Officeにご相談 下さい、「バージョンアップの予算が取れない」以外には何らかの解答を出せるとおもいます。

- about -

EY-Office代表取締役
・プログラマー
吉田裕美の
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