EY-Office ブログ

ケチケチAWS術

みなさまもAWS使ってますよね。EY-Officeでも使っていますが基本的にはAWSの価格は適切だと思っています、でも節約はしたいですよね!

何らかのサービスでEC2,RDS(Aurora)などで使う場合のコスト削減術はネット上や書籍などに書かれているので、ここではEY-Officeで開発支援のために使っているAWSのコスト削減術につて書きます。

ケチケチAWS術

S3

バックアップは超重要です! 長年にわたって開発していますがバックアップは超重要です。昔はハードウェアの信頼性は低くディスクがクラッシュしたりする事ががままありました、また一度でけですがコンピューターから煙が出てきて止まってしまった経験もあります ^^);
最近はハードウェアの信頼性は高くなりましたが、間違って自分が必要なディレクトリーを rm -rf を実行してしまった事が数度かあります。あとデータベースの delete from table; とか

このような経験を経て、私はバックアップがないと不安で開発ができません。故障や誤操作でプログラム・データが無くなってしまた時に、最新ではなくてもバックアップのおかげで助かったことが何度かあります。

前置きが長くなりまいしたがAWSのS3はバックアップに最適なサービスです。その理由は

  • 99.999999999%の信頼性が保証されている
  • 海外のリージョンに保存しておけば、大地震で東京が壊滅してもデータは残る!

そして、S3の課金ですが、保存容量と利用回数(API呼び出し回数)に加えダウンロードの容量(Byte数)です。なんとアップロードの容量は課金されません!
バックアップは通常、数世代を残し古い物は上書きしてしまうので容量はそれほど増加しません。またバックアップをダウンロードする事は滅多にありません。

ということで、数Gbyteのバックアップを毎晩とっていても$1.5/月くらいです。

Lambda

Lambdaは定期タスクの自動登録などに使っていますが、無料枠で済んでいます。従来は自社サーバーで動かしていたツールも少しずつLambdaに移行していこうと考えています。

Lightsail

現在、EY-OfficeではRedmineやいくつかのツールを自社サーバーで運用しています。またプロトタイプを作る際にこのサーバーを使う事もあります。

自社サーバーですが、過去には海外VPSや国産クラウド、国産VPSを使っていた時もありました。これらのサービスに大きな不満は無かったのですが、新しいサービスが現れると面白そうなので引っ越していました。基本的に自分した使っていないサーバーなので気軽に引っ越せます ^^)

AWSでサーバーと言えばEC2を想像する方が多いと思いますが、VPSのAmazon Lightsailがあります。私も数年前に知りました、アマゾンも積極的には宣伝してないような気もします・・・

Lightsailのページを見ると課金は月ベースのように見えますが、実は時間単位で上限が月ベースの金額になります。LightsailはEC2に比べると24時間365日動かした場合は安いと思います。

もちろん、EC2に比べると拡張性には乏しく、インスタンスのタイプもEC2のT2,T3のような低レイテンシー向けのものです。しかし、RedmineやGitリポジトリーを置いておくのには最適なサーバーだと思います。

現在は$5/月のサーバーを使っています。利用開始したころは監視サービスPingdomから反応無しエラーが警告される事もありましたが、現在はまったくトラブル無しで使えています。

まとめ

AWSにはたくさんのサービスがあります、また課金も複雑です。しかし、良く検討するとお買い得なものがあるので、時間のあるときに公式ページをちゃんと読んでみると良いかと思います。

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EY-Office代表取締役
・プログラマー
吉田裕美の
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