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macOS Big Surをクリーンインストールしようとしたらハマった

やっとサブマシンのMacBook Airを最新のmacOS Big Surにしようと、クリーンインストールしたらハマりました。😅

セキュリティー

なぜクリーンインストールするのか

macOSが無償化以降、OSのアップデートが勝手にやってきてクリックすればアップデート・インストールが始まります。アップデートインストールではインストールしたアプリや開発環境等は保持されるので楽ちんです。

それに対しクリーンインストールは

  1. 新macOSのインストーラーをダウンロード、ただし実行はしない
  2. USBメモリー等にインストーラーを作成
  3. 再起動、USBメモリーの新macOSインストーラーを選択して起動
  4. 新macOSインストーラーのディスクユーティリティーでMacのSSD(システムボリューム)を消去(フォーマット)
  5. 新macOSをインストール

と面倒な手順を踏みインストールします。さらに

  • 必要なアプリをインストール
  • 開発環境等をバックアップから復旧

が必要で、時間も手間もがかかります。

ただし、旧環境にあった不用なアプリや作業ファイルが一掃できます。また新macOSに未対応なツール等から起きるトラブルも回避できます。
私にとっては、年に一度の大掃除的な位置づけでクリーンインストールしています。😀

USBからのmacOSをブート出来ない

最初に起きたトラブルは、USBメモリーの新macOSインストーラーがブートデバイスに表示されませんでした。

調べてみると、Appleサポートコミュニティの起動セキュリティユーティリティについて に答えがありました。

デフォルトではUSBメモリー等の外部メディアからはOSをブート出来ないようになっているのですね。確かに外部メディアからブートできると、物理的にMac本体に触れる事ができれば簡単にMacから情報を抜き出す事ができてしまうので、適切な対応だと思います。

読み取り専用のシステムボリューム

新macOSインストーラーのディスクユーティリティーでMacのSSDを消去(フォーマット)しようとしたら、今までのmacOSと違い、Macintosh HDとMacintosh HD - Dataという2つのボリュームがありました。
最初は、大きなMacintosh HD - Dataのみ消去しなかったのでシステムボリュームが見つからず戸惑いました。

これもAppleサポートコミュニティのmacOS Catalina の読み取り専用のシステムボリュームについてに書かれていました。Macintosh HDを消去したところ上手くインストールできました。

まとめ

Macもたくさんの人が使うようになりmacOSが攻撃対象になり、いろいろなセキュリティー対策が行われるようになりました。その分クリーンインストールが難しくなっていくのは、いたし方ないのかもしれません。

ひょとしてアップデートインストールしたあとで、リカバリーモードmacOS を再インストールする方法すれば良いのかな?

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